骨子案

「ドーナツの穴の理論を用い、脳内で犬を飼うこと」 ペットブームも去って久しい昨今ながら、未だに多くの犬猫四つ足の動物達、リスやウサギと言った小動物達が、人間のペットとしてケージや小屋に囲われて飼育されている。 まともに飼育されているペット達…

オーキードーキー

マンダステルマの空に浮かぶ太陽は他と色が違う。

貧閣寺 耳馴染みゲップ談話

「音楽なんてものは、要は耳馴染みです」 私の大学の後輩である大大根君は言った。 「音楽の話となるとジャンルだ垣根だと人は言い、互いが互いのジャンル垣根をけなし合いますが、あんなもの下らないとしか言い様がない。音楽は個人のものです。その個人の…

快眠美眠暴眠の事

世に、満ち足りた人というものは欲求に欠ける所がある。 例えば、毎日三食欠かさず十分に食える人は、食べ物を食べるということを当たり前のように捉える。 すると米を残し、野菜を捨て、水を垂れ流しにし始める。 これが一日に一粒一滴口に入れることもまま…

文章とは鏡である。

働かない蟻の割合

昔、世界が百人の村だったら、というような本が出ていた様な記憶がある。 世界何億人だか、日本何億何千だかの人間を、百人の人間に換算した場合、 百人の中に於ける『○○』の割合は何人、というようなことをやり、 何某かの啓蒙を行う本であったように思う。

続きはCMの後! と煽った割りにはすぐ終了する番組と相似形

どうしても長文を書き上げることができない。 そのせいで、文章を完成させないという悪いクセが付きそうだ。 仕方ないので数行書いてそれでできあがりにしてしまおうと思った。 それでも一応、それはできあがりであるのだから、書き上げないよりはずっと良い…

ひらめいた!

なんか普通のことを書いてもいいんじゃないかな、って思った! ビックリマークとかをメール以外で使うのに抵抗あったけど、ビックリマークも使うよ! !!!!!!!!!!!!!!

近況報告

俺の身近にあった変化を書いておこうと思う。

表現しないという表現方法を成立させるための覚え書き

表現というものは、表現をしないことによって多くを表現させることも可能なものであるとわたしは考えている。 しかし、表現をしないことで表現するということは、まことに難しいものである。表現しないことによる表現というものは、そもそも表現していないの…

パーセンテージ・メッセージ

α=75 β=25 γ=0

ヒトノクビ

この家で一番最初に起きるのはわたしである。

一次元問答

今日一日も、俺はなにもせずに過ごしてしまったのである。 何かしたかもしれないが、それは大局的に見ればしなかったのと同じ程度のことなのだ。 考え方を変えてマクロからミクロの視点に移すと、 俺は今日はとっちらかったiPodの音楽フォルダを整頓して鑑賞…

俺ロボ

ギタロボ

『消火自爆弾』

我が家の母親が消化器販売に引っかかって、新しい消化器を買わされてしまった。いわゆる「消防署の方から来ました(=消防署の方面から来た販売員です)」というので始まる訪問販売で、売られた品物は『最新式ナトリウム消火自爆弾』というものだった。1セッ…

昨日の一昨日の二日前の十三年と三千年前

どん どん どん

首無しライダーの首

この前、わたしが教習所から帰ってくる道で起こったことだ。

『犬鳴き』メルディン・ママンメンの伝説

メルディン・ママンメンは昨年の六月に死亡した。アラドア州の繁華街にあるバーのカウンター席の一番奥で、壮絶な最期を遂げたのだという。享年二七歳。彼の友人知人達は彼を思い出すと『犬鳴き』と呼んで、苦笑いのような困ったような顔をして色々な逸話を…

プルーフ・オブ・マジック

ずずずず、と音を立ててラーメンを啜ったのが今日の一昨日のこと。 今日の一昨日は、昨日から見て明日の今から遡ること二日前であるので、 要は一昨日のこと。 ラーメンから飛び散った汁が、お膳の上に跳ねてしまった。 それはチキンラーメンの汁だったので…

玄関を開けて外に出ようとすると、いきなり風が吹いてきた。 顔に当たる風はあまりにも冷たい。

恋空やスイーツ共の夢の跡

恋空やスイーツ共の夢の跡

主人公

物語の中心には真ん中がいる。 波瀾万丈である。 天真爛漫である。 いつでも観衆の覗くストーリーは波乱に満ちている。 漫画も小説もアニメもドラマも漫談も、落下と向上と落ちがある。 主人公は透明であれ。 落下するな。上がるな。落ちるな。 物語にアゲイ…

ログ

文字は良い。ログを残しておくことができる。 ログを残しておくことのできない会話は、後の資料たり得ず、 整合性妥当性を欠いた発言も、発言のテクニックによって正当となってしまう。 文章はそれを全て解決するものではないが、 残るログを確認し、それに…

安宿の主人

この話は、わたしが宿に逗留して一日目のことである。

盆踊り

昨夜未明。 俺の頭上にギタリストが降臨された。

バールドール氏が子どもに名づけた理由

バールドール氏には三人の子どもがいた。 長男をカフスボタン、次男をジョッキ、三男をトランペットと言う。 三兄弟は学校で自分の名前の由来を聞いてくる、という宿題を出されたので、 家に帰るなり、父親の側にまとわりついていった。

あ、空から雪が降ってくるよ!

いいえ、それはケフィアです。

覚悟の上の大脱糞

よしりんのゴーマニズム宣言をチラ見してしまった俺がいる。 人々に極右と呼ばれるよしりんのゴー宣である。 俺もできればリベラルでいたいものだが、 ネットを使っている内にネトウヨ化してきている自分を、 よしりんに改めて認識させられて愕然としたりす…

文の前後

文に主語と述語がなければならないのは当然として、 一センテンスの中にどれだけ情報を盛り込み、 そのセンテンスを次のセンテンスとどのように繋げるか、というのは、 物書きとしての力量の問われる所であると思う。

酔いや酔い、宵闇に、人呼ばんとするは かの人の何方にかあらんや。 呼ぶ方法なく這々の体。 子鹿のように這う。 小道の中で暗く笑う。